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2012年2月26日日曜日

石段の方

畑へ向かう道のりには小川が緩やかな石段を流れる音が響くところがある。私は、そこを通るたびに都内にいながら大自然を満喫した気分になって嬉しくなる。

今日は気温が低いので、一昨日まいた種が防寒されることなくおかれていることがやはり気がかりに。どうか明日から気温が上がりますようにと、防寒対策をするのではなく神頼みした。

あとは種の生命力を信じることにしよう。

2012年2月25日土曜日

種まく人

今日は朝から雨。

昨日種をまいたほうれん草と小松菜、にらの行方が気がかりである。昨日は気温が17度まで上がり、少々早いが種まき後保温しなくてもきっと発芽してくれるだろうと甘い期待を抱いたのだが、今日のこの寒さとこれからしばらく続く真冬気温のなかでは果たしてどうなってしまうのか。

数日前に育苗を始めたトマトのビニールポットからは、トマトではなさげな小さな芽が開いていた。ただの雑草かもしれないが、なんだか嬉しい。トマトも数日後には徐々に発芽してほしいものである。

最初に農地を視察に行った時はこれくらいの広さなら二区画はやれると強気に思い、実際に耕してみて一区画でもよかったかとやや後悔し、その後堆肥や石灰をまいたり畝を作ったり種まきしたりしていると、やっぱり二区画借りてよかったと思う。

そんな今日この頃である。

2012年2月20日月曜日

日差しのもとへ

私は晴れた日には畑に行き、ちょうど自分が疲れて外気が冷たく感じられる頃に家に戻った。

それはまるで、我が家の猫がカーテンが開いて朝日が室内に注がれると、暖かいその光を浴びに窓辺の椅子にもたれるのに似ていた。

それも、猫は午後を過ぎしばらくして日差しが弱まると、暖かい私の布団に入って眠り始めるのだった。

2012年2月14日火曜日

初めての畑より

畑を始めて二週間目。
大雑把に耕した後、一畝つくってバテた。
それでも気分は爽快。

中学生の頃はウィンブルドンのセンターコートでボールパーソンをやってみたいものだと憧れたが、
今は棚田の上に立ちたいと、テレビなどで棚田の光景を見るたびに思う。

ずいぶん変わったなあと思うが、その思いは同じようだ。
そして、畑が生活に密着していることが、なによりうれしい。

そんなことを思えることを幸せに感じながら、畑仕事を一つ一つ、身につけていきたい。