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2010年3月21日日曜日

東京 殿ヶ谷戸庭園 カタクリ演奏会

殿ヶ谷戸庭園は1913年に、後の満鉄副総裁・江口定篠氏が郊外の別荘として設け、
赤坂の庭師「仙石」によって造られました。
当時の正門は、竹林がある東側の低地にあり、
台地に上がっていくアプローチは大邸宅にふさわしいものだったそうです。
1929年に三菱財閥岩崎氏の手にわたり、
津田鑿の設計による洋館や茶室「紅葉亭」が整備され、
和洋折衷の廻遊式林泉庭園が完成しました。
1974年、東京都が買収。
1979年の4月、国分寺駅前開発計画に対する
地域住民の自然保護の熱意が身を結び、
都指定の名勝として開園されました。
殿ヶ谷戸庭園の清水は西南に流れて
長大な河川公園「野川」に注いでいます。
野川は恋ヶ窪、お鷹の道、滄浪泉園など
国分寺崖線のハケの水を集めて東に流れ、
やがて多摩川と合流します。

今日のカタクリ演奏会。
強風のために楽譜が飛ばされ大変そうでした。
演奏されていた国立音大の学生さん、ご苦労さまでした。




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