笹塚駅を出てライフのすぐ隣の二階にある『エアーズバーガーカフェ』に行ってきた。おいしい、おいしいとの評判をもとに、胸を弾ませいざ入店。
店の中はわりとシンプルな内装で、これまで私が抱いていたハンバーガー店のイメージとは違った、とてもおしゃれな雰囲気が漂っていた。これならばバーガー”カフェ”と名づけられていても確かに納得である。私が入店したのは平日のランチタイムだったが、店内には私以外に2名ほどしか客がおらず、店員さんの案内どおりに好きなテーブルを選んで私は窓際の椅子に座った。
ところで、この店員さんの接客がとても丁寧なのである。その丁寧さは、ハンバーガー店として丁寧とかいう次元を超えて、本当におもてなしの接客だった。このサービスならバーガー一つが千円近くてもやや納得、とこのとき思ったほどある。
とはいえ、ハンバーガーのお店なのだから接客だけが良くても話にならない。おいしいおいしいと噂のハンバーガーは本当においしいのかと、私がこの日メニューの中から選んだのは「大人の照り焼きバーガー」だった。ランチはポテトとドリンクがついて1000円のお値段だ。
アメリカンなコーヒーを先に頂き、小奇麗なテーブルを眺めながら待つことしばらく。10センチ以上の高さに積まれたハンバーガーが目の前にやってきた。
フォークとナイフも用意されていたが、私はかぶりついて食べたかったので、店員さんの指示通りに包み紙にいれてぎゅっと上から押さえて半分くらいの厚さにしてかぶりつく準備をした。そして一かじりしてみると、ハンバーガーってこんなにおいしい食べ物だったかと感動が口の中に広がった。あ~おいしい。本当においしい。
パテといい、バンズといい、ソースといい、トマト、レタスといい、どれをとっても文句なし。しかもそれぞれの相性も抜群なのだ。そして、大人の、、、と銘打たれているようにとても上品な仕上がりになっている。私はひとかみひとかみ感動を噛み締めながら食べ続けた。大きさも普段食べるモスバーガーのものの1,5倍くらいあるので、とても食べ応えがあった。
そして、バーガーに添えられたポテトを食べると、これもまたおいしいのである。ハンバーガーを食べ終えてから手をつけたのでやや冷め始めていたのだが、それでもカリカリで香ばしく、イモの甘みを食塩のしょっぱさが引き立てていた。ひとつちょんとあったピクルスもおいしかった。どれをとっても決して濃い味付けではなく、素材の感触をそのままに楽しみながら食べられた。
これは再訪間違いなし。
帰りには、店員さんが扉を開けて見送ってくれるというやはり丁寧なサービスの、おいしいおいしいエアーズバーガーカフェだった。