途方もなく棚に並ぶ食器から店員さんが選んでくれた器です。
出てきたコロンビアは酸味のある香りと酸味のある味わい、いずれもすっきり爽やかで、軽い飲み口でした。ポットで出てきて、カップ二杯分ほどはある量です。一杯1050円ですが、二杯分と思えばそれほど高くないと考えられるかも。ゆっくりくつろぎたい方におすすめです。
私が来店したときは二人組のおじさんと、店員さんと顔見知りらしいおじさんの三名だけでしたが、1時間もするとどんどんお客さんが入って来ました。
店内
店内はテーブルや柱、棚に使われている木がとても重厚で、地下一階とは思えない自然の安らぎを得られます。照明の暗さもそういった演出の効果を狙っているのでしょうが、本を読みたい私にはちょっと暗かったです。おしゃべりするならテーブル席、読書するならカウンターの方が明るいのでそちらがオススメですが、テーブルが喫煙席で、カウンターが禁煙席との分け方でした。
珈琲とスウィーツを楽しめる純喫茶『凡』でした。
帰りに『凡』のある通りを紀伊国屋方面に歩いてその隣のディスクユニオンでマルタ・アルゲリッチのCDを三枚購入しました。
そのなかの一枚、『マルタ・アルゲリッチ デビューリサイタル』からは、彼女の若い頃の勢いを感じます。1965年録音のショパン演奏も若さを感じます。もう一枚は83年の演奏でシューマンですが、これから聴きます。楽しみです。