新宿御苑ではバラや菊花壇以外にもいろいろと秋の花が咲いてました。
サルビア
コリウス
ペンタス
サルビア・レウカンサ
ツワブキ
ジュウガツザクラ
シュウメイギク
母と子の森で見つけたキノコ
ウメモドキ
この日の夕方の都内某所から望む富士山です。
ドングリがたくさん落ちている11月の新宿御苑でした。
温泉に入っていると、息をひきとったと思われる小さな虫が湯船に浮かんで次に流れ落ちていく湯船の方へとゆっくり流れていきました。それを見ながら私は随分ゆったりした流れなんだと思っていたのですが、90度真っ逆さまに流れ落ちる瞬間に急に水の勢いが増し渦を巻くようなものすごい速さで流れていくのを見て、水の持つ力に恐れ慄きました。人生の転落もあれくらい急なものかと思うと、温泉に入っているのに背筋が寒くなりました。
この時思い出したサラ・ベルナールのエピソードです。アメリカ公演の移動の時のこと。サラ率いるご一行は列車である橋を渡らなければならなかったのですが、その橋は老朽化が進み、列車が渡ると6割(7割だったかも。ちょっと自信ないですが)の確率で崩壊するとの連絡が入りました。その時のサラの決断がすごいんです。次の会場ではもうお客さんが待っているのだから列車は進ませる、橋を渡り切ってしまえばこんな怖いかけに出たことなどもう思い出さなくていいんだし、壊れて真っ逆さまに落ちて死ねば思い出すこともないんだから、との判断だったとか。結局サラご一行は無事に橋を渡り終え、その直後に橋は崩壊したそうです。とんでもないエピソードの持ち主サラ・ベルナールでした。