ずっと東京で暮らしてきてその存在は知りつつも一度も行ったことのない寛永寺。上野公園に行くたびに今度は寄ろうと思うのに手前で引き返すことを繰り返してきました。江戸東京博物館の『隅田川』展で寛永寺があまりに多く出てきたためとても強い興味をもち、ようやく行ってきました。
鶯谷から行くとはじめに根本中堂の横からの姿が見えてきます。
とても雰囲気のあるお寺で、黒ずんだ木の色合いが良かったです。
正面から見ところ。
銅鐘
虫塚
銅鐘のあたりからの眺め
江戸時代の寛永寺がもっと広い敷地を占めていた頃の様子です。
現在はその多くを失いました。
こちらも江戸時代の様子。
寛永寺から上野公園に向かう途中にあったとても立派な建物は、
国際こども図書館でした。無料で入れる館内はとても空いていて、
私が行ったときは『絵本の黄金時代』という展示会がありました。
さっと見てみただけですが、アメリカとソビエトの絵本と作家を
中心に紹介しています。
こちらは途中にある旧東京音楽学校奏楽堂
上野公園では大道芸をやっていて、修学旅行生が取り囲んでました。
その後有楽町に移動して行った『集』という珈琲茶館の
マイルドビターブレンドとタルトポムです。
やや大きめのカップに注がれたマイルドビターブレンドは
香ばしい香りと深い苦味が美味しく感じられるコーヒーでした。
タルトポムはキャラメルムースを包み込んだりんごのタルトで、
とても美味しかったです。甘さ控えめなのも、
食後に頂くにはちょうど良かったです。
その後行った出光美術館では『茶陶の道』なる展示会が
開催中だったのですが、福建省でつくられた陶器が日本に渡ってきて
茶の世界でも愛用され始めたという以外、
私にはまだまだ陶器の世界はよくわからず、要勉強でした。