北海道は美瑛町にある『拓真館』で知られる
写真家前田真三の『大地の詩』です。
美瑛の丘の四季を前田真三視点で捉え、
その要素がぎっしり詰め込まれた写真集です。
その昔、北海道で生まれ育った私は
何度も何度も美瑛のこの丘を車で通りました。
私のその頃の思い出よりも、
ここに載っている写真の景色は美しいという印象を受けます。
私にとって美瑛は生活の延長でしかなかったのに、
別の角度から見れば、
こうして観光の町として捉えることができることを、
北海道経済を思うととてもありがたく思います。
そして、東京暮らしがすっかり長い私には、
美瑛はすでに観光で行くところになってしまいました。
写真集は正方形でミニサイズといったところですが、
1800円で266枚の景色を見られることを考えると
コストパフォーマンスは良いと思います。
こちらは神代植物園の花たちです。
トックリキワタ
洋ラン