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2011年3月6日日曜日

神代植物園

猛烈に花粉の飛ぶ中を、マスクをつけて神代植物園の梅を見に行った。調布駅から2㌔ほどの道のりを歩いて行ったのだが、なぜこんなに疲れるのか途中で疑問になってきた。すると、どこかからはわからないが緩やかな上り坂になっていたのだ。どおりで疲れると思った。

深大寺が近づくにつれてカフェやお蕎麦やさんが増え、深大寺の境内に入ると今日も大勢の人出で賑わっていた。昔そばを挽くのに風車を使っていたために、途中至る所に風車がまわって水が流れるなかなか風情のあるところだ。動物のお墓があるのも猫のいる私には印象が強かった。

そんな深大寺を抜けると直ぐ目の前に神代植物園入り口が見える。そして深大寺側の入り口を入って右側には梅園があり、見頃を迎えた花を楽しみに、深大寺に負けない数の人々が訪れていた。

写真を撮っている人、写生をしている人、ベンチで昼寝している人、子供をあやしている人、あやす子供のいない人と、それぞれに違う人生を歩む人が同じく梅を目的にこれほどの数が集まるところに、梅の魅力はあるのだろう。

色が違うのが別の品種なのはわかるが、素人目には同じように見える花が、実は全くちがう名前を持っていることが不思議で、機会があればじっくりと観察してみたい梅の数々だった。