白鳥がいっぱい
大雪旭岳原水ではこんなに豊富に水が流れ出ている
母がミズバショウ の蕾だというが、私にはわからない
切り立った岩肌が剥き出しの天人峡は、雪が残るものの蕗の薹がところどころ顔を出し、すっかり春の様子だった。
真ん中あたりに蕗の薹が
天人閣は、フロントはきれいになっていてロビーのソファーも立派なものの、そこからやや歩いたところにある大浴場までの道のりにあるゲームコーナーは閉ざされ、建物自体も手入れが行き届いている風には見えなかった。そのため温泉への期待は若干薄れたのだが、脱衣場から浴場へ入った途端にそんな気持ちは吹っ飛んだ。
まず、五右衛門風呂があるのである。三つ並んでいて誰もお客さんがいなかったので、私と母とで一つずつ入ってみた。これがとても風情がある。すっかりうれしくなってしまった。
すっかり曇っているが、五右衛門風呂
湯船はオレンジ色の小さな湯の花が舞い、湯底の岩に手をつけると手にいっぱいの湯の花がついてきた。ph6.3というこの温泉は、苦いような甘いような、飲んでみるととても不思議な味だった。でも、身体にいいお湯だという味に思えてならなかった。温泉ってありがたい。
露天風呂
湯の花がいっぱい
保護色でわかりにくいが、三頭の鹿が写っている
来て良かった。