ページ

2010年5月31日月曜日

猫との出会い 高幡不動

高幡不動を歩いていると、見つけました~。
おわかりになるでしょうか。
真ん中あたりに、
とことこ歩いている猫がいます。
私が追って行ったのに気づくと
猫はこの柵の中に入っていき、
そしてまた出てきました。
しかしこのニャンちゃん、
近づくのは2㍍位が限界のようです。
呼ぶと振り向いてくれるのですが、
やはりあっちゃの方に小走りで行ってしまいました。
「当たり前やろ。」

カヤワヤ

BSハイビジョンにて「アンデス・天空の医療民族カヤワヤの旅」
という番組を見ました。

カヤワヤは南米アンデスの山間部に暮らしてます。
心と体、大地、動植物の関係について独特の世界観を持っていて、
薬草などを使って人々の病気を治していきます。
コカの葉は治療以外に、吉凶の占いにも用いていました。

自然散策好きの私などは愚かにもこんな暮らし良いなあと
一秒くらい思ってしまうのですが、
2秒後には愚かな幻想だと思い直します。

たくさんの薬を抱えて隣村まで2時間歩いて往診に行く姿。
往復4時間です。
しかも山間部で空気は薄いんです。
でも、人々はカヤワヤが来るのを待っていて、頼ってます。
症状が良くなるのは薬の効果もあると思いますが、
よく話をきいて治るようにしてくれることへのプラセボ効果もある気がしました。
それくらい、カヤワヤは患者の話をよく聞きます。

番組で紹介されていたカヤワヤは、アルパカの毛でも生計を立てています。
普段の住居より更に高いところでアルパカを飼っているのですが、
恐らくまだ十数歳であろう娘が学校に通いながら世話をしてました。
そこに着くまでに一時間くらいはかかってたでしょうか。
一人でたくさんのアルパカの世話をし、自分の食事も作り、床につくのです。

彼女は将来カヤワヤの女医になるか考え中のようでした。

息子の方は父について修行中。
つくった塗り薬などを町に下りて売りに行くのですが、
町のほうではまだカヤワヤの有効性があまり知られていないようでした。

もう一人の息子は電気工学を勉強して大学に行きたいとのこと。
カヤワヤの一族にもいろいろな生き方を選ぶ人がいるようです。
そして、カヤワヤになることを強制しないのでした。

カヤワヤはこうして1000年以上の昔から
この地域の人々の医療を担い続きてきたそうです。

日本にも漢方薬がありますが、
漢方薬にも独特の考え方があります。
カヤワヤと同じく薬草などをつかい治療していくのですが、
世界観は微妙に違うようです(私は説明できるほど詳しくないのですが)。

でも、患者の話をよく聞き、
無理矢理ではないやり方で治していこうという姿勢には
何か共通するものを感じました。

国際バラとガーデニングショウⅥ

西武ドームで開催された
「国際バラとガーデニングショウ」の
続きです。
こんなガーデンもありました。
ちょっと角度を変えて撮るとこんなです。
紫のバラのあるガーデンも。
これは畑のあるガーデンのようです。
ちょっと角度を変えて撮るとこんなです。
こうしてまだ青いトマトが植えられてます。
会場内にはこういう飾りもありました。
奥のベンチで腰掛けたいですね。
レンガとバラの組み合せが良いです。

撮っても撮っても切りがないくらいに
たくさんのガーデンがありました。

2010年5月30日日曜日

国際バラとガーデニングショウⅤ

またまた色々なガーデンをご紹介します。
バラの向こうにガーデンが広がってます。
違う角度からだとこんなです。
更に違う角度から撮るとこんなです。
こちらは上とは違うガーデンです。
緑がいっぱいです。
こちらも違うガーデンです。
角度を変えて撮るとこうなります。
こういうところもあります。
花花花です。

いずれのガーデンも負けず劣らずの
秀作揃いでした。

バラの販売コーナーもあるのですが、
そこはもう和やかなガーデンショウではなく
市場と化してました。
3束3000円だよ~などと、
たたき売りのような掛け声が
鳴り響いてます。
イギリス人(だと思う)たちも、
売りさばこうと頑張ってました。

2010年5月29日土曜日

5月の花 東京都庭園美術館

5月もそろそろ終わり頃の
東京都庭園美術館です。


西洋庭園と日本庭園があるのですが、
こちらは西洋庭園のバラ花壇です。
違う角度から撮るとこうです。
西洋庭園には像がいくつもあり、
これもその一つです。
バラ ラベンダードリームです。
バラ ロココです。
ブルーベリーです。
こんなふうに咲き始めてます。
左右を花壇に囲まれたこんな通りもあります。
こんな花壇もあります。
つるバラの向こうにはヤギらしき像があります。
こちらは日本庭園です。
茶室でしょうか。
オオムラサキツユクサです。
花言葉は「尊敬」。
ここはまたまた西洋庭園です。
バラ テディベアです。
芝生が広くてベンチが多いので、
ゆっくりくつろげる庭園美術館でした。

ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし



『ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし』という展覧会が
東京都庭園美術館にて開催されてます。

ロシアアヴァンギャルドの担い手だったロトチェンコとステパーノワの二人。
彼らは芸術を特権階級から解放して誰でも経験できるもの、
社会の役に立つものにしようと頑張りました。
そして制作したのが、絵画のみならず、
ポスターや舞台美術、写真、布地デザインなどでした。

本人たちが被写体になっている写真作品もありましたが、
険しい顔のロトチェンコに比べ、
やたらと楽天的でニコニコしているステパーノワ。
この対照的な二人は仕事上でも私生活上でも
最良のパートナーだったとのこと。

何の前知識もなく見に行ったのですが、
どの展示コーナーもとても面白く、
二人が社会で自分たちの仕事を生かそうとの
夢や希望を強く持って意欲的に取り組んだ作品であることが
伝わってきます。

個人的には最初の方に出てくるステパーノワの人物画が、
生き生きと力強く人間が描かれていて好きです。
生命が本当に宿っているようでした。
「チェスを指す人たち」という絵に描かれている人物などは、
サッカーをしてるかと思うほどの躍動感と勢いを感じます。

布地デザインも円や線を巧みにつかって可愛らしいです。

ロトチェンコの広告ポスターは、
ロシア革命後の当時のロシア社会をよく反映していて、
興味深く面白かったです。
「当社の株主でなければソ連国民とはいえません。」との
ロシア航空産業開発会社のポスターや、
「注目! 労働階級のための食用油。」というポスターなど。
一番面白いと思ったのが、
「このデパートは心と体、知性に必要な物すべてを人々に提供します。」
という国営デパートのポスターです。
(文はウラジミール・マヤコフスキー)

積極的に社会と関わり、日常生活に作品を持ち込もうとした
「構成主義」なだけあって、
展示を本当に身近に感じながら楽しむことができました。

庭園美術館は旧朝香宮邸なので、
展示室が多くの美術館と異なり、とても立派です。
高そうなカーテンがかかっていたり、扉が妙に凝っていたり、
魚の柵のようなものがあったり、天井が妙に丸くなっていたり、
大きな棚があったりです。
向こうが透けて見えるのかと思ったら鏡だったりと、
企画展示以外にも楽しみがあるのが特徴です。

展示の途中、ウッドデッキに出ることができ、
外の空気と花の香りを吸って庭園を楽しむことできる庭園美術館でした。Posted by Picasa

猫との出会い・平和公園 長崎

港町には猫がいる・・・。
そんな期待をこめてやって来た長崎で、
最初の猫と出会いました~。
平和公園です。
早速後を追ってみると、


他の猫ちゃんがいました。
「なんか用かい?」
そして、
二人揃ってます。
「なんやねん、あんた。」
ご飯を食べ始めました。
「もぐもぐタイムや。」

仲良く食べてます。
「二人揃ってもぐもぐタイムや。邪魔せんといてや。」
二人元気でやってね~と、その場を離れると、
白猫ちゃんがいるではありませんか。
「何やねん、あんた。」

「知らんわ。プイッ。」
後を追っていくと、


同じく茂みの中に。
こちらは孤高の猫ちゃんのようです。
「あたいは孤独を愛するんや。」
再びここを離れると、
今度は前の縞猫ちゃんたちがでてきました。
相変わらず仲良しです。
「遊んだろか。どや。」
こんなふうに連れ立って塀を歩いてます。
「器用やろ。バランスが重要やねん。」
すると、
他の猫も顔を出してきました。
「わてもおるで。」
びっくりしました。

公園を去ろうと出ていると、
またまた早速猫ちゃんが。
この猫ちゃん、向こうから近づいて来てくれます。
「ヒマやろ、遊んだろか。」

とても人懐っこい猫ちゃんです。
「撫でなはれ。」
また歩き始めると、
ここにも、
ここにも、
バイクの下にもいるのでした。
これら三匹の猫ちゃんは警戒心が強くて
近づけませんでした。
それでいいのよ~
人間を信用してはだめよ~。

長崎の猫はとても小柄でスリムだと思います。
この日以外にも、いろいろなところで猫と出会いましたが、
肥満猫は一度も見ませんでした。
そういえば、肥満の人も見なかったと思います。
坂の街では肥満は禁物なのかもしれません。
自分を苦しめるだけ~。