駅から百草園までは、
会話しながら上ることなど不可能なほどの急な坂を10分くらい歩きます。
一般道を通っても行けるのですが、あえて山道を通って行きました。
いずれもきつい坂ですが、
山の中は草いきれがアロマ効果を発揮してくれます。
気づくと、服にてんとう虫がついていたりと、
一般道では味わえない刺激があります。
そして相当疲れたところで百草園へ入園。
早速またまた階段が始まるのですが、
入ってすぐに、そんな疲れはわかってますよと言わんばかりに
たくさんベンチが設けられていて、
とてもありがたい日本庭園です。
とりあえず、藁葺き屋根の休憩所で一休みです。
最初に目に入ってきたのがジャーマンアイリスです。
(ジャーマンアイリスの花言葉は「使者、燃える思い、恋の便り、炎」です。)
枯れてるところもありますが、鮮やかでした。
藤棚やシャクヤクの花壇を通り過ぎて一番上まで登りきると、
百草団地が見渡せます。
隣は竹林となってます。
園内はイロハモミジなどの新緑で天井を覆われます。
虫もいっぱい、鳥の鳴き声もいっぱいの、
自然そのままの庭園です。
そして、なぜかこのようなところもあります。
洞穴のようですが、特に表記されておりませんでした。
梅の季節に来たときはたくさん人がいましたが、今日は数人しかいませんでした。
でも、もう梅の実がなっていて、落ちているものもありました。
何より藤棚が終わっていたのが残念です。
すっかり緑の葉っぱだけになってました。
松尾芭蕉や若山牧水と縁の深い庭園だそうですが、
普通に自然を楽しめる百草園でした。
園内にあるシャクヤク花壇です。
シャクヤクの花言葉は
「はにかみ」です。