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2010年12月20日月曜日

芦別温泉 スターライトホテル

母が35年に渡ってなにかあるたびにお世話になっているという芦別温泉。母曰く、その効能は35年間変わることがないそうです。

温泉に近づくにつれて車の中からでも硫黄の臭いがするのですが、実際に温泉を目の前にすると硫黄山にいるかと思うほどの硫黄臭の強さです。飲泉できるところで飲んでみると、やはり硫黄の味が強く、噛みごたえのある水でした。

私が温泉に着いたのは夜の八時過ぎで、外はこの冬一番の寒さというほどの冷気に見舞われました。にもかかわらず、というかだからこそ怖いもの見たさでまずはじめに露天風呂に行ってみると、地元の人はそんな寒さには興味がないようで誰もいませんでした。 ただ、手すりのステンレスはつかむとしばれて皮膚が離れなくなる状態で凍傷になるかと思い、だから内風呂にいる地元の方々らしき人も他の観光客たちも入らなのかと思いました。でも私にはその寒さもお湯に浸かれば忘れられる楽しさで、凍てつく空気も湯船を取り囲む岩の冷たさも、入ってしまえば気になりません。夜空が澄んで真っ暗なのがただただ純粋で、スターライトホテル内のムーンライトというレストランで先ほど食べたガタタンラーメンとシーフードグラタンのおいしさだけが思い出されました。

このムーンライトというレストランは、美味しいという評判を前々から聞いていたのですが、本当に美味しかったです。ガタタンのボリュームはすごく、普通の一人前が大盛りと思えるほどの量で、少食の方は全部食べるのに苦労するかも知れません。山菜などの具材が豊富で新鮮な魚介たっぷりのガタタンでした。シーフードドリアは、チーズの酸っぱさがとても香ばしくて美味しかったです。人生で一番美味しいドリアでした。