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2011年2月1日火曜日

なぜ、これが傑作なの?

ブリヂストン美術館で開催中の『なぜ、これが傑作なの?』に足を運んだ。古代と17世紀から現代にいたるまでの作品が展示されていたが、なかなか見応えのあるものだった。

私としては、アングルの『若い女の頭部』やコローの描く人物の描き方がうまいもんだなあと関心したのと、クールベの『雪の中を駈ける鹿』の鹿の毛並みに見入ってしまった。

その後もマネ、モネ、マティス、ピカソらの秀作がまだまだ続き、最後の方は疲れて息切れした感があるが、最後に出てきた古代美術の繊細さに目を見張り、特に猫好きの私はエジプトの『聖猫』が当然気に入り、手で作るものは昔も今も変わらないことを実感して帰宅した。