冬に初めて来たときは冷たい印象を受けたのですが、
赤みがかった石のせいか、
太陽が燦々と照るなかではとても明るく暖かく感じます。
(伊豆舞鶴産の新小松石とのこと)
以下西洋庭園のバラです。
咲いてない種類のものもありましたが、それでも一面バラの香りに包まれて、
立派な洋館とどっちが主役かわからないくらいのバラたちでした。
日本庭園は、冬来たときと同じ庭園と思えないくらいに印象が違います。
冬は寒々と葉のない木が佇んでいたのが、今は新緑が重なり合ってます。
高台から見下ろしても下の日本庭園が見えないくらいに葉で覆われてます。
いい木陰を作ってくれるので、
バラを見終わった人たちがベンチで一休みしてます。
石を転々と渡っていくように歩くここの日本庭園では、
石組、石積もあり、渓谷、そして灯籠がたくさんあります。
黒ボク石積みです。
雪見灯籠です。
渓谷です。
ここにも灯籠が。
灯籠の向こうの池にはたくさんのコイと亀がいました。
こんなふうに石を渡って歩いていきます。
こんなきれいな鳥もいます。
上の方にちょっとだけ亀も写ってます。
枯滝と石塔です。
灯籠の奥に茶室があります。
裏千家のお茶会がどうとかのチラシが貼ってました。
崩石積です。
どれも考え抜かれていることがよくわかります。
最後にまわったところには水の流れる滝があり、涼しさを演出してくれます。
冬はこの水音がもっと遠くまで届いていたと思うのですが、
今日は近くまで来ないと聞こえませんでした。
木々の葉に遮られているのか、人々の声に紛れているのか、
はたまた隣にある学校から聞こえる
吹奏楽の音色にかき消されてしまったのか。
ずっと演奏が聞こえていた今日の旧古河庭園でした。
こういうのもまた楽しいですね。