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2010年6月14日月曜日

留萌黄金岬 北海道

秩父別から留萌に向かう道中には菜の花畑がたくさんありました。

本来はひまわりが本場なのですが、この季節はまだ菜の花です。
赤い屋根や緑の山々のなかにある鮮やかな黄色はとても目立ち、
遠くから見ると、
花というより黄色のジュータンのようにきれいに揃ってます。

揃ってるというのがミソで、
遠目や上空から見るととてもきれいな田園風景が、
道路沿いの田畑を間近で見ると、草がけっこう伸び放題だったりします。
(都会のガーデンのような沿道と比べるとですが。)
この大雑把さもまた北海道らしさです。
(都市によってはそうではない所もあります。)

そんな内陸の田園地帯を抜けて留萌海岸の方までたどり着くと、
近くに黄金岬があります。

黄金岬はマグマが噴出してできた火成岩がゴロゴロしてます。

岩は波であらわれ海の岩らしい形を形成してます。

波打ち際の岩にはカラス貝が密集してます。

海草が透明の波にゆられ、
その向こうは緑のような青のような色の海が広がります。

母がとってきたカラス貝と海草です。

日本海のこの日の波は穏やかで、岩も暖かかったです。

留萌から増毛へ向かう途中の海岸沿いの家には、
風除けの木の柵があります。

この地で暮らす厳しさが伝わってきます。

増毛が近づくにつれ、
暑寒別岳も近づいて見える海岸ドライブでした。

そして、こんな人通りのないまっすぐな道も運転できない
ペーパードライバー暦15年の私でした。
老体に鞭打って、母がずっと運転してくれました。