JR駒込駅を降りると駒込橋があり、
左へ行くと旧古河庭園、右へ行くと六義園があります。
まずはバラフェスティバル期間中の旧古河庭園へ。
旧古河庭園までの十数分の通り沿いには、
チェーン店ではない昔ながらのお店がたくさん並んでます。
隣の巣鴨駅でおばちゃんがわんさか電車に乗り込んできたことを
思い出させるような服屋さん、カメラ屋さん、花屋さん、
お菓子屋さんなど、いろいろです。
そして私が気になったのが、百塔珈琲というカフェです。
ビルの二階のようですが、
豆の計り売りもしているという本格派カフェを思わせる雰囲気。
禁煙マークがついてるのもポイントです。
今度来たとき入ってみようと思います。
もうちょっと歩くとしもふり商店街があって、
お肉屋さん、果物屋さん、野菜屋さなど、
昔ながらの買い物風景を楽しめます。
そしてもう数分歩くとそんな賑わいがパッタリと止み、
旧古河庭園の石垣にはいるのですが、
石が気温の高さと日光の強さですっかり暖かくなってました。
石にはどちらかというと猛々しく冷たい印象を持っていたのですが、
触って暖かい石は見た目も暖かく見えてくるから不思議です。
そして旧古河庭園へ入園です。
ジョサイア・コンドル設計の洋館は変わらず立派に健在なのですが、
バラは見頃を終えたのか、剪定されたものも多かったです。
そのなかでもまだ咲いてるものについては後日アップします。
こちらがバラ園です。
一面バラ~というのを想像していたのでちょっと残念でしたが、
それでも、バラと洋館は合うなあとしみじみ思いました。
咲いている花のなかで一番良かったのが、
ダブルデライトどいうバラです。
こちらがダブルデライトです。
フルーティな香りが気に入ってしまいました。
バラフェスティバル期間中だけあって、
冬は私以外2~3人しかいなかった園内も、
日傘をさしたり、帽子をかぶったりする人で賑やかです。
旧古河庭園を出て同じ方向に行くと飛鳥山公園なのですが、
今日は駅に戻って六義園へ。
そしてその前に入ったのがランチタイムの
インドカレーレストラン『Shanti(シャンティ)』です。
マイルドチキンカレーセットを注文しました。
名前通りマイルドなのですが、中に何かが入っていて、
それがアクセントになってとてもおいしかったです。
ナンもご覧の通り大きかったです。
ランチセットにはラッシーもついてました。
一階はカウンター席で、二階にはテーブル席が4つあり、
12人くらい座れるこじんまりしたインド空間です。
でも、像の置物や壁掛け、デリーの地図に混じって、
なぜがテッド・ウィリアムスとベーブ・ルースのポスターが張ってありました。
ごちそうさまでした。
さあ、疲れたところをもう一歩きしてサツキとアジサイの咲く六義園へ。
六義園はアジサイ山と名付けられたところがあります。
それほど大きな山ではありませんが、
和のアジサイがひっそりきれいに咲いてました。
庭園全体ではサツキが丸く剪定されて咲いてます。
緑の中にショッキングピンクのようなサツキは鮮やかで映えます。
六義園にくる途中、桃を売るお兄さんに、桃どうですかと声をかけられました。
すっかり日焼けして大きな桃の箱を持つお兄さん。
売っていたのは長崎の桃で、初売りとのこと。
普通2コ1000円くらいで売られているのを、
このお店では630円で販売。
絶対の自信作で返品も可とのことで、買うことに。
ものすごくいい桃の香りがします。
このお兄さんのお店は上野にあるのですが、
宅配のみで店舗は設けてないそうです。『タイナミック』というお店です。
旧古河庭園の方には小学校、中学校、高校とあるのですが、
六義園の方にも中学校、高校があります。
なので、さあ帰ろうと4時頃に駒込駅に向かうと
通りは中高生でいっぱいです。
駅のホームも中高生でいっぱいです。
旧古河庭園では、部活なのかなんなのか、
ずっと吹奏楽の演奏が聞こえてました。
意外に学生たちの印象の強かった今日の駒込界隈でした。