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2010年9月19日日曜日

ドガ展

横浜の海

横浜美術館でスタートしたドガ展に行ってまいりました。あまり混み合うこともなくスムーズに見てまわれました。

「踊り子の画家」とよく言われますが、人物画や風景画も描いていて、多数展示されてます。交流があったマネの肖像もあります。ある絵ではマネの妻も描かれているのですが、気に食わないとマネが妻のところを切ってしまったというエピソード付きの作品も展示されてます。

当時物議を呼んだという『14歳の小さな踊り子』という彫刻もありました。思っていたより小さかったですが、何か独特の雰囲気の彫刻だと思いました。ドガの踊り子への優しさなのでしょうか。『エトワール』のピンクもとてもきれいです。

視力が衰えてくると油絵からパステルに切り替えて描き続けたり、さらにそれも難しくなると写真や彫刻もやるなど、何があろうと創作に取り組み続けるドガの情熱のすごさが伝わってきました。


パシフィコヨコハマと、左の半円形はインターコンチネンタルホテルです。パシフィコヨコハマの前にはコスプレをした若い人たちがたくさんいました。何かイベントがあるようです。

因みに、ドガの時代の新たな社交場は競馬場だったそうで、競馬場の光景も描かれてました。
大分暗くなってきました。


真っ暗になった横浜の海です。
夜のほうが波が荒く押し寄せてきます。
階段に座っていると、ポチャン、ポチャンと時々魚が飛び上がります。
けっこう魚がいるようです。
なかなか良い光景でした。