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2011年5月25日水曜日

続・フキの皮むき

空からは晴天の気配がするも、道路には水溜りが残っていた。数日前に比べて一気に気温が下がったなかで、昨日生のまま皮を剥いてそのかたさに爪が割れるかと思うほどの痛い目にあい途中で断念したフキの皮むきを再開することに。

先日の教訓を生かし、今回は残りのフキをまず塩ゆでした。そしてその後皮を剥くのだけれども、あれだけかたいフキが煮崩れするほどに、下ゆでの段階で長時間茹でてしまって、その後母から、味付けの際は「だし汁を加えて煮ること、煮過ぎも不足も☓、香りよくしゃきっと味よく」とのメールが送られてくるも、すでに煮過ぎて手遅れとなってしまった。昨日嫌というほど味わったフキのかたさに必要以上の警戒心をもってしまい、必要以上に柔らかく煮る結果となった次第である。

実はフキを長々と似ている間に部屋のモップがけをしていたのであるが、我家の猫は、私があっちの部屋もこっちの部屋もとモップをかけていると、やはりここでも参加型の積極性を見せ、自らもダッシュをしたり、爪を勢い良く研いだりと、活発な姿を披露するのだった。しかしその活発さは老体には堪えたようで、その後グーグー寝息をたてることとなる。

猫が寝ている間に、茹で過ぎたフキの皮を剥こうと流れる水道水のなかでフキを手に持ちゴシゴシこすってみる。するとハラハラと皮がめくれ落ちるではないか。そして昨日手にガッチリついて洗っても洗っても取れないフキのアクまでもが、数十本のフキに同じ作業をしているうちに8割がた落ちていった。ずいぶんうまく出来ているものであると関心してしまうほどである。

この後は砂糖と醤油で炒めて食べるつもりだ。

このフキは北海道の某小学校奥で摘んだというもので、同じく某温泉近くで摘んだというコゴミも母から送られてきた。他にもヨモギやルバーブ、ニラ、ネギ、アスパラ、菜の芽、ウドが入っていて、私はアスパラを生のままバリバリ食べながら、フキの失敗はなかったこととして、手始めにとコゴミの胡麻和えをつくった。

フキの失敗を挽回すべく、コゴミの胡麻和えはうまくいった。とはいえ、まだまだ山菜の奥深さを捉えることができていない身である。他の食材もあなどることなく調理にチャレンジしたい。