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2010年3月21日日曜日

世界文化遺産 東大寺 修二会











午後7時から始まるお松明ですが、
午後6時に行くと、すでに黒山の人だかりでした。
寒いなか、火の粉が飛ぶ度に、歓声があがります。
日中二月堂に行ったのですが、修二会の準備(だと思う)をしていました。
東大寺の修二会は「お水取り」の名で知られていますが、
1250年以上絶えることなく続いている法会だそうです。
練行衆と呼ばれる11人の僧侶が二月堂のご本尊十一面観音に、
自らの過去の罪障を懺悔し、
その功徳により興隆仏法、天下泰平、万民豊楽、五穀豊穣などを祈る
法要行事が主体です。
私が見ていた場所は二月堂を正面に右寄りの方だったのですが、
そこからお松明をもって上がる二月堂の階段を見ようと思うと、
一本の大きな木があって、視界を遮られ、見えないのです。
隣の方が、「あのクリスマスツリー、邪魔じゃない、見えない、見えない」
と言っていたのですが、
それくらいに、ちょうど見えないところに木があります。
お水取りに行こうと考えておられる方は、
早めに行っていいポジションをお取りください。
日中に見られる修行もあるそうです。
二月堂にて100円でお水取りのパンフレットが販売されているので、
日程をよーく見て昼間の修行を見学するのも良いかもしれません。
帰りの際は、近鉄奈良駅、jr奈良駅へは臨時バスが出ていて便利です。