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2010年3月21日日曜日

金沢 兼六園

                         兼六園の雪吊り

加賀百万石。
言わずと知れた日本三名園の兼六園。
都内の大名庭園は、
紅葉が過ぎて冬になり、雪吊りの季節になると、
観光客の数がグッと減るように感じるのですが、
さすがは兼六園。
雪吊りの季節も、
いや、雪吊りの季節だからこそ、
観光客で大変賑わっておりました。
本当にいいんです。
何がって、この落ち着きが。
林泉廻遊式庭園なのですが、
この規模と手入れの行き届き具合に、
加賀百万石だけあって裕福だったのね~と、
ため息が出てきます。
この規模を維持する労働力も相当だったと思われますが・・・。
この庭園に入って得られる落ち着きは、
加賀のお殿様が得たかった落ち着きなのでしょうか。
都内でも雪吊りは数多く見られますが、
この寒さの中に、雪と共にある兼六園の雪吊りが、
最も雪吊りらしい雪吊りに思えました。
また違う季節にも行ってみたいです。
兼六園のHP↓
金沢市内にはひがし茶屋街、にし茶屋街、主計茶屋街
武家屋敷跡などがあり、
江戸時代の城下町の風情を現在もとどめていて、
その頃の雰囲気を楽しめます。
妙立寺という「忍者寺」といわれるお寺もあり、
その工夫を凝らした要塞ぶりに、
加賀藩主前田家のお殿様が
どれだけ戦々恐々としていたかが伺えます。
でもこれを今やっても、絶対にバレると思います。
妙立寺のHP↓
茶屋街や武家屋敷跡には、
とってもとっても趣向を凝らしたお土産屋さんが
たくさんあります。
たまたま入って病みつきになったのが、
村上製菓所というところの和菓子です。
上品な味わいだけれども京都ブランドよりも低価格(と思う)。
関西、関東でも販売されています。
年末に行った金沢ですが、
若い女性の一人旅の方を多く見かけました。
ひとりで行ってみたい町、金沢なのかもしれないですね。




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