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2010年3月27日土曜日

レンピッカ展


渋谷Bunkamuraで開催中のレンピッカ展に行って参りました。
レンピッカ
1898年ワルシャワの裕福な家に生まれ、
1916年サンクトペテルブルグでレンピッキ伯爵と結婚(28年離婚)。
その後、ロシア革命が勃発すると同時に彼女の亡命生活は始まる。
1934年、クフナー男爵と再婚。
重度の鬱病の治療のためスイスに滞在する。
この頃宗教的な作品を制作し、
53年には抽象画を描き始める。
61年、パリの画廊で回顧展を開催するが失敗に終わり、
その後、娘の住むテキサス州に引っ越す。
社会から忘れられた存在となるが、
1972年、画商アラン・ブロンデルがパリのリュクサンブール画廊で個展を開催。
大成功を収める。
1980年、メキシコのクエルナバカで死去。                                          
最初の結婚で一人娘のキゼットが生まれるのですが、
よくモデルにしています。
レンピッカの描く女性たちのシャープで生き生きした姿には圧倒されます。
見事です。
レンピッカの絵は、「あ、これレンピッカだ」、
とすぐにわかるくらいにレンピッカらしさが確立しています。
が故の強烈な印象。表情、色彩、ライン、背景のすべてが。
「私の作品はどれも自画像なのです」
と言うとおり、たくさんのレンピッカが見られますよ。
5月9日までの開催です。

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