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2010年5月23日日曜日

神代植物公園 春のバラフェスタ

「春のバラフェスタ」開催中の神代植物公園に行ってきました。
雨だったのですが、入り口を入ると人の出入りが多いので、
やっぱり人出が多いんだなあと思いましたが、
バラ園の方に行って納得です。
一面に咲くバラは圧巻でした。

今日はバラガイドツアーに参加しましたが、
2時間ほどで50種類くらいのバラについて説明していただきました。
とても勉強になりました。

神代植物公園には日本で唯一の「国際バラコンクール花壇」があり、
欧米や日本でつくられて、
まだ世に出ていないバラの新品種が育成されてます。

国際バラコンクール花壇です。
まだ名前がついてないので
それぞれのバラには番号がついてます。
こちらもです。

この次のコーナーでは、
モダンローズの原種になってるバラについて、いろいろご説明いただきました。

ダマスク・ローズです。
バラの香りといえばダマスク・ローズということを初めて知りました。
そばで香りをみてみると、
確かにローズヒップオイルなどで知ってるバラの香りがします。
シャネルのNo.5でも使われている香りとのことです。
他にもフルーティ、青バラなど、色いろな香りがあることを知りました。
そして、香りがあるのはバラ全体の20%くらいで、
香りのないバラが多いことも知りました。

今回はフロリバンダ系とハイブリッドティー系について主にご説明頂きました。
そしてバラの原種になってる他のバラについても。

テリハノイバラ


ノイバラ

グリーンローズ。緑色の花が咲くバラです。


ロサ・キネンシス・ミニマです。
現代のミニチュアローズの原型となった種です。

ラ・フランスです。
四季咲き大輪ハイブリッドティーローズ第一号で最初の現代バラです。

ここで原種バラ園の説明が終わり、
このあたりから、
なんとなくバラの奥の深さが、ちょっとはわかってきた気がしました。

さあ、藤園をくぐってバラ園へ。

藤がまだほんの少し残ってます。
これは白い藤です。
神代植物公園はバラ園のなかに藤棚があるのですが、
見頃のときはすごいであろうと思わせる、
とても長い藤棚です。
でも今回はそこを超えてバラ園へ。

ここからは華麗なバラたちがひしめいてます。

つるバラがずらーっと咲いてます。
同じバラでも、「マリア・カラス」と「つるマリア・カラス」があることを知りました。


アイスバーグというバラです。
満開になると、一面真っ白になるそうです。

こちらは、つるアイスバーグです。

こういうふうに色変わりするバラがあることも知りました。









ガイドさんが一番好きと言っていたバラです。











スヴニールドアンネ・フランクです。
「アンネの日記」のアンネのバラです。

アップで撮るとこうです。

こんなところもあります。

緑光という緑のバラです。

色々な色のバラがあって、いろいろな香りに包まれ、
至福の数時間を過ごせました。
バラは鎮静効果の他にも
治癒促進効果が期待できることがわかったとの説明も。
ちょっと若返ったかな。

こちらは第15回「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞したプレートです。

本当に来てよかったと思えるバラ園でした。
他のバラの画像は後日アップ予定です。