檜町公園

梅雨時の檜町公園へは、東京ミッドタウンの和をイメージしたかのような廊下を通って数分で行けます。因みに超モダン建築のミッドタウンは、ちょっとしたおもしろ建築空間です。こちらについて別にアップします。

和な木の不思議な廊下

檜町公園は２０分くらいで見てまわれるくらいの、それほど広くない都会の公園です。第一に感じるのが、とにかく石が多いこと。石積だらけです。ただ、足下はコンクリート舗装が施されているので概ね歩きやすく、まだ咲いているアジサイなどを足下をあまり気にせず楽しむことができます。

池の周りは石積で覆われ、小さな滝の流れが音を形づくり、多様な種類の木々が風景を醸し出します。こんな都会のこの規模の公園にもカモがいることがうれしく感じました。都会の花は香りが弱く、蚊も弱いと聞きましたが、そう言われる都会で生き物が普通に生きている姿を見てほっとします。

後ろのどでかいリッツカールトンホテル東京は超高級のようで、黒塗りの車が車寄せを行き来してました。ついでに、携帯でおばちゃんが「手数料も入れて○○億ならいいわよ」と話しているのを聞いて、遠い世界だと思いながら近くを通り過ぎるという超常現象を体験しました。こんな、とある日の六本木の一コマでした。