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2010年4月28日水曜日

レディ・ガガ

「クイーン・オブ・クィア」とも呼ばれる、ビルボード史上初めてデビューアルバムから4曲を1位に送り込んだレディ・ガガ。マドンナ、カイリー・ミノーグ、ビヨンセ、に続く大物と注目され、大人気です。

CDショップ「Best Buy」でニュー・アルバム「The Fame Monster」のサイン会が開催されたときは、「Best Buyで一晩待ってくれたわたしのリトル・モンスターたちに、リトル・ピザを配るわ。みんな、お腹すいてるといいんだけど…。食べてね。みんな、愛してるわ!」と気配りを怠らないのでした。

常に奇抜なファッションで現れ、自らを両性愛だと言うガガ。彼女は決してレディー・ガガを演じているわけではないと主張します。これはネタでも何でもなく、本当に彼女自身なのだそうです。


長年、変人な自分とどう折り合いをつけようか模索してきたガガは、ようやくそんな自分を嬉しく思えるようになったそうです。

そしてそれを表現するのは、いつも通りファンを喜ばせるためというガガ。昔の自分のように、孤独に悩んでるファンが、「私の中に一緒に遊べる変人を見出して、孤独を感じることのないような雰囲気を創りたいの」だそうです。

レディ・ガガは本名がステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ(1986年3月28日生まれ)。ニューヨーク州ヨンカーズで、イタリア系の両親のもとに長女として生まれます。父はIT企業の実業家。4歳で楽譜なしでピアノが演奏できるようになり、13歳になるころには初のピアノ・バラードを作曲。14歳でマンハッタンのカトリック系の私立お嬢様学校、Convent of the Sacred Heart(聖心女子学院)に通い始めるという、とても育ちの良い人です。17歳になると、これまで世界で20人しか早期入学が許されていないニューヨークにあるティッシュ・スクール・オブ・アート(ニューヨーク大学の芸術学部)に入学するという、才能にも恵まれたお嬢様です。そこで彼女は音楽を本格的に学び、作詞作曲技術を向上させたのです。由緒正しき音楽教育を受けた「クイーン・オブ・クィア」なのでした。


19歳で親元を離れ、生計を立てるためにストリップクラブで働き出しますが、家族は受け入れるのが難しかったようです。

レディ・ガガの名前は、クイーンの楽曲「Radio Ga Ga」をもじったものです。この名前ができるきっかけとなった音楽プロデューサーのロブ・フサーリとは付き合っていたようで、その後、ガガとはお金のことでトラブっているようです。

ガガは2010年4月20日に来日公演を終えました。
公演に行った人曰く、遅刻することもなく、その他トラブることもなく、育ちがいいということがよくわかるガガだったそうです。確かに話し始めると、育ちの良さを感じさせる人です。