綿飴を薄く伸ばしたような雲の奥に水色の空が広がるゴールデンウィークの中日。
近くにある大学の学生であろう若人20~30人が、
煙をもんもんと上げてバーベキューを楽しんでいるのでした。
すると、男の若人のみ、何やら準備を始めるのです。
何かって、海パンらしきものに着替えているではありませんか。
気温20度あるかないか。水温は水道水より暖かいくらいのなかを、
どうやら、川に入るようなのです。
始まりました、若気の至りです。
まず一人、体力に自信があるのか、
ものすごい勢いで20㍍くらいの川幅をダッシュして渡ってきます。
すると、それを見て自信がついたのか、我も我もと、
7~8人が川に入り進もうとするのですが、
本人たちが思っているより流れが急らしく、
なかなか進めない人もいるのです。
もう限界~限界~ とただふざけて言ってるのか、本気で助けて欲しいのか、
甘えているのかよく分からない彼らですが、
階段のとこ気をつけろよと声をかけたり、
一応助けに行ったりする仲間たちに、なんだか健全さを感じました。
そこまではかわいいものなのですが、この年頃。
こういう時に必ず始まるのが、パンツ脱がせ大会なのです。
ふと見ると、お尻丸出しで川に男が立っている。
まわりは当然騒ぐ騒ぐ。
二人ほど犠牲になったようですが、
脱がされた当人たちもキャッキャキャッキャと結構楽しんでいるのです。
そしてそれをカメラにおさめようと構える女子たち。
この若人集団、とても楽しそうなのでした。