2010年4月17日~25日まで国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーンにて開催されている「東京インターナショナルフラワー&ガーデンショ―」です。
行った当日は空は青白く、ファンデーションを塗り残したような雲が薄く見えました。日差しはほの弱いけれども、これから暖かくなることを期待させてくれます。多摩地区の田畑には菜の花が咲いて、多摩川は穏やかに流れます。
立川駅を降りて会場の昭和記念公園までは、目的を同じくする人々が同じ方向へと大勢歩いていくので迷うことなく行けます。
会場は思っていたよりも狭かったのですが、至る所で御座を広げてお昼ごはんを食べている準備の良い人たちを見て、ああ、途中で何か買ってくればよかったと思うのですが、時すでに遅し。自販機のないなか、数十人並んでいるテントの売り場で相場より高い200円でペットボトルを購入。しかも水とお茶売り切れで、アクエリアスやビタミンウォーターなどから選ぶんです。主催者側は準備悪すぎと思います。
それはさておき、ガーデンへ。
こんなだったり、
こういう和風ガーデンがあったり、
いろんな種類の木が植えられていたり、
築山が設けられていたり、
円のこちらから向こうを覗き込む工夫がなされていたり、
座椅子から街のミニチュアを楽しんでみたり、
ワイルドだったりと、
趣向を凝らしたいろいろなガーデンを楽しむことが出来ます。
ただ、私は最近まで好古園や都内の大名庭園ばかり見てきたので、そういうものを勝手に想像していたのですが、こちらのフェスティバルは一般家庭におけるガーデンを想定しているようです。なので十分手の届く広さ、造りで、ガーデニングを志す方にとってはとても参考になるのではと思います。と言っても出展者は国内外最高峰の園芸家、造園設計家だそうで、同レベルで一般人がやるのは大変そうですが。
会場内に日陰がないので、長時間じっくり見られたい方は日傘必須です。思っていたよりこぢんまりしたフェスティバルでした。