善通寺 金堂
本尊は薬師如来
弘法大師生誕の頃より繁茂しているといわれる大楠です。
境内を入ってすぐのところにあり、
何も知らないで入った私ただただ驚きました。
とにかくぶっとくて、葉が生い茂っていて、圧巻です。
善通寺で一番印象に残るものでした。
御影堂
弘法大師の御影を安置した御堂とのことです。
善通寺は弘法大師空海の生家跡に建つお寺で、
京都の東寺、和歌山の高野山と並んで、
弘法大師三大霊跡とされているそうです。
善通寺駅を出てまっすぐ一キロくらい歩いたところに所在します。
私は善通寺ステーションホテルに泊まったのですが、
そのすぐ近くの無料自転車を借りて行きました。
道は広々で、日曜だったのですが車の通りも人の通りも少なく、
晴天のなかをすいすい運転できました。
善通寺に着くと、ここが弘法大師生誕の地なのかと思うほどに、
一見普通のお寺に見えます。
ただ、門を入ってびっくり。
樹齢千数百年という楠があっちにも、
そしてこっちにもあるではありませんか。
本堂や五重塔より、善通寺は楠がメインですよ。
立派なしめ縄を結んでかっこいいこと。
弘法大師が生まれたときからそこの地に生えているとか。
金堂の本尊は薬師如来で、如来はちゃんと薬瓶をもってました。
ああ、この疲れた足を治してほしい。
善通寺から山側に向かっていくと、
弘法大師生誕の御影堂があります。
こちらも特に私にはなんの変哲もない
最近建て直したばかりの寺にしか見えず、写経する場所という感じで、
そこに向かうまでにかかっていた橋の亀の群れが、
金堂の方にあった五百羅漢像と同じく、
ありがたいものというか、かわいいというか不気味というかでした。
ただ、私は入らなかったのですが、善通寺の戒壇巡りは本格的だそうです。
戒壇巡りをしなかった今回の善通寺では、やはり楠がすごいに尽きました。
亀がいっぱいです~。