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2010年4月1日木曜日

新江戸川公園

椿山荘、関口芭蕉庵とまわり、
次は新江戸川公園だと思いながら
神田川沿いを歩いていたのですが、
歩けど歩けど見つからないんです。
というわけで、西早稲田の方まで来てしまいました。
都電荒川線の「面影橋」です。
新江戸川公園の入り口は、
神田川からちょっと通りに入ったところなんです。
このドジぶりにがっかりして
新江戸川公園方面へと引き返すのですが、
神田川の底が流れで削られ
剥き出しになっているのが続くのを見て、

その時間の流れの無限さに、
肩が落ちるのを忘れるのでした。

肥後熊本藩細川家の所有だった新江戸川公園。
明治以降は細川本邸となり、現在は文京区の公園です。

芭蕉庵に負けず劣らず緑が豊富で、
真ん中にある池がより緑を引き立てます。



丘陵を上っていくと、
こんなにもこんなにも緑続きなのかと思うほどに、
低木から高木まで、
自然の営みを享受し、
我々に恵みをもたらします。
いろいろな太さで、
様々な方向へと枝を伸ばす木々は、
風が吹くとそのでき方の違いゆえに、
方方に向かって揺れ動きます。

この丘陵、坂が土で滑りやすいためか、
広すぎて敬遠されがちなのか、
ベンチがたくさんあるのに誰も座っておらず、
上る人もほとんど見かけないのです。
下りたところのベンチは埋まっているというのに。


新江戸川公園の桜です。
このあたりのベンチには人が多いんですけどね・・・。
無料でこれだけの庭園を見られるなんて。
是非一度足を運んでみてください。